2023年02月11日
つかの間のシーズンオフにカヤックメンテをする
ほぼ一年中条件が良ければカヤックフィッシングに出かけていますが2月はつかの間のシーズンオフとなります。
北風が強くて安全に出せる日も少ないし、極寒の中出たとしても釣果はもっとお寒かったりするからです。
という訳で購入ショップのサウスウインドさんに行ってきました。
主な目的は足漕ぎドライブの定期メンテナンスです。
一年間酷使してきた足漕ぎプロペラユニットなのでしっかり点検してもらいましょう。



去年ギア部品交換してもらったので今回は点検・グリスアップのみで2200円でした。
そしてもう一か所気になる部分があります。
こちらの動画のようにラダーを動かすハンドルがグラグラ動いてしまうのです。
これはワイヤを緩めている状態ではなく最近常にこんな感じです。
シーズン中はグラグラさせながらもラダーは動かせたのでだましだまし使ってきましたがこの問題もシーズンオフに直しておきたいです。
ちょっと分解してみただけでは原因が分からなかったのでサウスウインドの長島さんに見てもらいました。
固着していたパーツを外してハンドルを眺めていた長島さんが「こんなところに溝あったかな?」と怪訝な顔

あ、これ削れてますね~と長島さん。
なんと、ベースプレートと当たる部分が削られてしまいなんと溝の深さは2.4㎜に達していました。

プレートの部分も徐々に削られていて真円だった穴が楕円になっていたのでした。
そりゃ~グラグラするってもんです。
この際、ハンドルとベースプレートを新調することにしました。
新部品に交換すると今までのグラグラが嘘のようにおさまり快適なハンドリングになりました。
そしてもう一つの問題点について相談しました。
それはラダーの軸を通す穴の削れです。

この窪んだ穴の部分に砂がかんでしまうと、粗目のサンドペーパーでゴリゴリやすりがけされるような状態になります。
一年使うと削れてしまうのでその分をパテ盛りして補修しながら使っていました。
下はパテ盛り補修後です。

そこにハマるディスクのほうも削れるので同様にパテ盛りして補修しています。

長島さんに聞くとあまりそういう話はお客さんから聞いたことがないと言われました。
確かに去年プロペル10を購入したTさんもそんな事はないと言っていました。
最近ラダーの軸に通すガスケットが新しくなったらしい。

小さく削れているほうが今使っているヤツ。
大きさが二回りくらい小さいし十字にくり抜いていないから隙間がスカスカしています。
こっから砂が上がってしまったのでしょうかねぇ。
太さの差は一目瞭然 最近のはこれが標準だから砂上がらないんじゃね?

だったらもっと早くつけておけば良かったよ・・・
この際削れていたディスク部分も新調しました。


新しいほうは赤いガイドがあるのでワイヤーにかかるテンションが一定になりそうでよい感じ。
やはり年々パーツは進化しているので初期型からすると少しづつバージョンアップしていったほうが良さそう。
そしてハンドルとラダー周りを組むときに大事な事に気づきました。
それはワイヤーを強く張りすぎない事です。
自分はクイックなハンドル操作が好みなので遊びをなくしてビンビンにワイヤーを張って固定していました。
そのせいでハンドルとラダープレートがお互いに強く引き合い・・・
その結果
ハンドル部分の後ろ側が削られてしまい・・・

ディスク側もワイヤーに引かれる前の部分の削れが激しかったです。

という訳で今回はワイヤに適度なアソビをもたせて組み付けることにしました。
ラダーの軸部分はアルミ、ねじはステンなので電蝕が起きて固着しやすいです。
締める前にワコーズのスレッドコンパウンドを塗っておきます。

新しいガスケットが隙間なく軸をすっぽり包んでくれるので安心!

ラダーの穴に押し込むときつくてすんなり入らないくらいです。
前の貧相な細いガスケットはユルユルでした。
これだけきつければ下から砂あがってこないでしょう。
比較的あたらしいプロペルはすでにこうなっているのでしょう、それなら穴削れ問題は顕在化しない筈だ。。。
新しいプレートとハンドルを調整して終了! 今回はワイヤはピン張りせずにゆとりをもって締め付けました。


ハンドルとラダー操作すこぶる快調になりました。
ラダーの円盤の赤いワイヤーガイドが入ることによって常に一定のテンションでラダーが操作できるきがします。
プロペルに乗り始めて5年目になりますがすこしづつマイナーチェンジで改善されているのですね。
周期的に情報アップデートしたほうが良さそうです。
先月奇しくも自分の誕生日に高橋幸宏さんの訃報をききました。
中学生のころからずっとYMOとそのメンバーのファンなのでかなり凹みました。

幸宏さんはフライフィッシャーマンでもありました。
管理釣り場のことをカンリツ・リバーという川があると思ったというお茶目な方です。
R.I.P幸宏 ありがとうございました。
北風が強くて安全に出せる日も少ないし、極寒の中出たとしても釣果はもっとお寒かったりするからです。
という訳で購入ショップのサウスウインドさんに行ってきました。
主な目的は足漕ぎドライブの定期メンテナンスです。
一年間酷使してきた足漕ぎプロペラユニットなのでしっかり点検してもらいましょう。



去年ギア部品交換してもらったので今回は点検・グリスアップのみで2200円でした。
そしてもう一か所気になる部分があります。
こちらの動画のようにラダーを動かすハンドルがグラグラ動いてしまうのです。
これはワイヤを緩めている状態ではなく最近常にこんな感じです。
シーズン中はグラグラさせながらもラダーは動かせたのでだましだまし使ってきましたがこの問題もシーズンオフに直しておきたいです。
ちょっと分解してみただけでは原因が分からなかったのでサウスウインドの長島さんに見てもらいました。
固着していたパーツを外してハンドルを眺めていた長島さんが「こんなところに溝あったかな?」と怪訝な顔

あ、これ削れてますね~と長島さん。
なんと、ベースプレートと当たる部分が削られてしまいなんと溝の深さは2.4㎜に達していました。

プレートの部分も徐々に削られていて真円だった穴が楕円になっていたのでした。

そりゃ~グラグラするってもんです。
この際、ハンドルとベースプレートを新調することにしました。
新部品に交換すると今までのグラグラが嘘のようにおさまり快適なハンドリングになりました。
そしてもう一つの問題点について相談しました。
それはラダーの軸を通す穴の削れです。

この窪んだ穴の部分に砂がかんでしまうと、粗目のサンドペーパーでゴリゴリやすりがけされるような状態になります。
一年使うと削れてしまうのでその分をパテ盛りして補修しながら使っていました。
下はパテ盛り補修後です。

そこにハマるディスクのほうも削れるので同様にパテ盛りして補修しています。

長島さんに聞くとあまりそういう話はお客さんから聞いたことがないと言われました。
確かに去年プロペル10を購入したTさんもそんな事はないと言っていました。
最近ラダーの軸に通すガスケットが新しくなったらしい。

小さく削れているほうが今使っているヤツ。
大きさが二回りくらい小さいし十字にくり抜いていないから隙間がスカスカしています。
こっから砂が上がってしまったのでしょうかねぇ。
太さの差は一目瞭然 最近のはこれが標準だから砂上がらないんじゃね?

だったらもっと早くつけておけば良かったよ・・・
この際削れていたディスク部分も新調しました。


新しいほうは赤いガイドがあるのでワイヤーにかかるテンションが一定になりそうでよい感じ。
やはり年々パーツは進化しているので初期型からすると少しづつバージョンアップしていったほうが良さそう。
そしてハンドルとラダー周りを組むときに大事な事に気づきました。
それはワイヤーを強く張りすぎない事です。
自分はクイックなハンドル操作が好みなので遊びをなくしてビンビンにワイヤーを張って固定していました。
そのせいでハンドルとラダープレートがお互いに強く引き合い・・・
その結果
ハンドル部分の後ろ側が削られてしまい・・・

ディスク側もワイヤーに引かれる前の部分の削れが激しかったです。

という訳で今回はワイヤに適度なアソビをもたせて組み付けることにしました。
ラダーの軸部分はアルミ、ねじはステンなので電蝕が起きて固着しやすいです。
締める前にワコーズのスレッドコンパウンドを塗っておきます。

新しいガスケットが隙間なく軸をすっぽり包んでくれるので安心!

ラダーの穴に押し込むときつくてすんなり入らないくらいです。
前の貧相な細いガスケットはユルユルでした。
これだけきつければ下から砂あがってこないでしょう。
比較的あたらしいプロペルはすでにこうなっているのでしょう、それなら穴削れ問題は顕在化しない筈だ。。。
新しいプレートとハンドルを調整して終了! 今回はワイヤはピン張りせずにゆとりをもって締め付けました。


ハンドルとラダー操作すこぶる快調になりました。
ラダーの円盤の赤いワイヤーガイドが入ることによって常に一定のテンションでラダーが操作できるきがします。
プロペルに乗り始めて5年目になりますがすこしづつマイナーチェンジで改善されているのですね。
周期的に情報アップデートしたほうが良さそうです。
先月奇しくも自分の誕生日に高橋幸宏さんの訃報をききました。
中学生のころからずっとYMOとそのメンバーのファンなのでかなり凹みました。

幸宏さんはフライフィッシャーマンでもありました。
管理釣り場のことをカンリツ・リバーという川があると思ったというお茶目な方です。
R.I.P幸宏 ありがとうございました。
Posted by すけさん at 09:47│Comments(2)
│カヤック艤装
この記事へのコメント
プロペラユニットのメンテとか生死にかかわりそうだから重要ですよねw
砂で削れちゃうとか、ちょっとびっくりでした。
船のメンテするのも楽しそうですなぁ!
砂で削れちゃうとか、ちょっとびっくりでした。
船のメンテするのも楽しそうですなぁ!
Posted by taku-c
at 2023年02月11日 18:11

takuさん
プロペラユニット壊れたら手漕ぎで戻る自信無いです。
シーズンオフにはバッチリ点検します。
2月はオフと言いつつ明日も出るのでオフになって無いですね~
プロペラユニット壊れたら手漕ぎで戻る自信無いです。
シーズンオフにはバッチリ点検します。
2月はオフと言いつつ明日も出るのでオフになって無いですね~
Posted by すけさん
at 2023年02月11日 19:27
