2020年03月01日
プロペル10動力化計画 初回フィードバック
先週末に愛艇プロペル10にジェイモの1.2馬力エンジンをつけて走らせてきました。
エンジン搭載により若干重くなりますがそこから得られるメリットは計り知れないほど大きいです。
長距離を楽に移動できるようになるのはもちろん、想定外の強い向かい風が吹いても逆風をものともせずに力強く進んでく絶対的な安心感が得られます。
プロペル10ユーザーは50歳を過ぎたら安全装備としてジェイモを搭載すべしと言い切りたいくらい(w
初回のインプレはジェイモ最高!って感じですがいくつか気になる点がありましたのでフィードバックしておきます。
【要改善点その1】クランプベース
ジェイモを取り付けた部分は下のようにアルミの角棒に木材をネジで直に止めたものです。
ジェイモの取り付けはクランプで木材の部分だけをガッチリと挟み込みます。
下の写真の丸く押された型がついた部分を挟んでいるのでアルミ棒に直接固定していません。
一日乗ったあとに取り付け部をみて驚きました。
全てのネジが緩んでいてそのうち一本は折れていました。
アクセルの開け閉めでプロペラの推進力によって木材部分に力が加わりぐりぐりこじっているようなものです。
しかも激しい振動も加わるので鉄製の細いネジでは折れてしまうのでしょう。
ネジがすべて折れてしまうと木材とアルミ棒をつなぐものが無くなるので最悪木材部分とエンジンが一緒に海中に消えて行くことになります。
対策としてはアルミ棒と木材の間に3㎜厚のゴム板を挟み防振効果を狙うのに加え一回り太くて長いステンレス製のネジで固定しました。
また不測の事態に備えてエンジン本体と艇はパラコードで連結するようにしておこうと思います。
【要改善点その2】エンジン引き上げ時の固定方法
エンジンを使っている時はプロペラシャフトを水面に対して90度の角度で降ろして使用します。
そして釣りのポイントに到着して足漕ぎモードに切り替えた後にエンジンを引き上げて固定します。
そのままプロペラを下したままだと足漕ぎ推進力の抵抗になってしまいますので。
初回は何も考えていなかったのでこのように水平にしていました。
するとエンジンのシリンダーヘッド部分が水面に近いので波が被ったりすることもありました。
そしてハンドルの先端をどこに置いたらよいのか分からず海中に水没させてしまったりして焦りました。
理想はシリンダーヘッドは水面から離れていて、かつ、プロペラが水中に入らず、
すぐにエンジン推進モードに切り替えられる状態にしておく事です。
この状態にするためにシャフトを上に持ち上げるスペーサーを作りました。
①矢印の部分の上にもちあげたい
②この高さをキープするために木材をコの字に加工して挟み込みます。
そしてペラが水面に入らないような角度でジェイモのハンドルを艇のハンドルに固定します。
これでシリンダーヘッドが高い位置で保持され、ハンドルのスイッチ類が水没する心配も無くなりました。
それでもハンドルの位置が邪魔な場合は反対側に折り返して台形の木材でエンジンを支えるパターンも準備しました。
これでハンドルが水没することもなく足漕ぎモードの抵抗にならずに安定してエンジンを引き上げることができます。
【要改善点その3】外部拡張タンクの検討
プロペル10の抵抗が大きいのかジェイモの燃費は思った以上に悪かったです。
ガソリンが減ってしまい海上給油しました。
そのときエンジンの固定方法が定まっていなかったので海面ギリギリで蓋を開けてしまい波がきて海水が少しタンクに入ってしまい焦りました。
極少量だったようで影響はありませんでしたが海上給油は結構リスクがあります。
2リットルのフューナスドルフのタンクをシート後ろに固定できるようにしました。
内径5㎜のホースをフューエルコックに接続して外部タンク供給と本体タンク供給を切り替えられるようにしようと思います。
この対応はタンクとキャブレターの間にフューエルコックを入れる改造をしてホースをとりまわす必要があります。
現状のシンプルな接続が損なわれるデメリットもあるので必要に迫られたら実施することにします。
当面はフューナスドルフの2リットルタンクとMSRの1リットルタンクを予備燃料としてエンジンと反対側に装着します。
これで燃料としては十分でしょう。
また今後も改善点をみつけてフィードバックしていきたいと思います。
エンジン搭載により若干重くなりますがそこから得られるメリットは計り知れないほど大きいです。
長距離を楽に移動できるようになるのはもちろん、想定外の強い向かい風が吹いても逆風をものともせずに力強く進んでく絶対的な安心感が得られます。
プロペル10ユーザーは50歳を過ぎたら安全装備としてジェイモを搭載すべしと言い切りたいくらい(w
初回のインプレはジェイモ最高!って感じですがいくつか気になる点がありましたのでフィードバックしておきます。
【要改善点その1】クランプベース
ジェイモを取り付けた部分は下のようにアルミの角棒に木材をネジで直に止めたものです。
ジェイモの取り付けはクランプで木材の部分だけをガッチリと挟み込みます。
下の写真の丸く押された型がついた部分を挟んでいるのでアルミ棒に直接固定していません。
一日乗ったあとに取り付け部をみて驚きました。
全てのネジが緩んでいてそのうち一本は折れていました。
アクセルの開け閉めでプロペラの推進力によって木材部分に力が加わりぐりぐりこじっているようなものです。
しかも激しい振動も加わるので鉄製の細いネジでは折れてしまうのでしょう。
ネジがすべて折れてしまうと木材とアルミ棒をつなぐものが無くなるので最悪木材部分とエンジンが一緒に海中に消えて行くことになります。
対策としてはアルミ棒と木材の間に3㎜厚のゴム板を挟み防振効果を狙うのに加え一回り太くて長いステンレス製のネジで固定しました。
また不測の事態に備えてエンジン本体と艇はパラコードで連結するようにしておこうと思います。
【要改善点その2】エンジン引き上げ時の固定方法
エンジンを使っている時はプロペラシャフトを水面に対して90度の角度で降ろして使用します。
そして釣りのポイントに到着して足漕ぎモードに切り替えた後にエンジンを引き上げて固定します。
そのままプロペラを下したままだと足漕ぎ推進力の抵抗になってしまいますので。
初回は何も考えていなかったのでこのように水平にしていました。
するとエンジンのシリンダーヘッド部分が水面に近いので波が被ったりすることもありました。
そしてハンドルの先端をどこに置いたらよいのか分からず海中に水没させてしまったりして焦りました。
理想はシリンダーヘッドは水面から離れていて、かつ、プロペラが水中に入らず、
すぐにエンジン推進モードに切り替えられる状態にしておく事です。
この状態にするためにシャフトを上に持ち上げるスペーサーを作りました。
①矢印の部分の上にもちあげたい
②この高さをキープするために木材をコの字に加工して挟み込みます。
そしてペラが水面に入らないような角度でジェイモのハンドルを艇のハンドルに固定します。
これでシリンダーヘッドが高い位置で保持され、ハンドルのスイッチ類が水没する心配も無くなりました。
それでもハンドルの位置が邪魔な場合は反対側に折り返して台形の木材でエンジンを支えるパターンも準備しました。
これでハンドルが水没することもなく足漕ぎモードの抵抗にならずに安定してエンジンを引き上げることができます。
【要改善点その3】外部拡張タンクの検討
プロペル10の抵抗が大きいのかジェイモの燃費は思った以上に悪かったです。
ガソリンが減ってしまい海上給油しました。
そのときエンジンの固定方法が定まっていなかったので海面ギリギリで蓋を開けてしまい波がきて海水が少しタンクに入ってしまい焦りました。
極少量だったようで影響はありませんでしたが海上給油は結構リスクがあります。
2リットルのフューナスドルフのタンクをシート後ろに固定できるようにしました。
内径5㎜のホースをフューエルコックに接続して外部タンク供給と本体タンク供給を切り替えられるようにしようと思います。
この対応はタンクとキャブレターの間にフューエルコックを入れる改造をしてホースをとりまわす必要があります。
現状のシンプルな接続が損なわれるデメリットもあるので必要に迫られたら実施することにします。
当面はフューナスドルフの2リットルタンクとMSRの1リットルタンクを予備燃料としてエンジンと反対側に装着します。
これで燃料としては十分でしょう。
また今後も改善点をみつけてフィードバックしていきたいと思います。
Posted by すけさん at 00:04│Comments(0)
│カヤック艤装