今のバイクに乗るようになって早25年、ライダー自身も高齢化した。
キャンプツーリングの装備も昔に比べだいぶブラッシュアップされたので久しぶりにブログ更新w
で、まずは
昔のツーリングの装備
広角レンズで後ろから撮ってるから実際よりリアの高さが強調されているが、この写真を見せると
これ、ぜったいウイリーするよね?
と言われるw
さらにサイドバッグやソフトクーラーボックスなどの装備を加えるとこんな感じになり
さらに息子と
タンデムキャンプツーリングに行こうものならこうなる(爆
装備的にはこのタンデムツーリングがMaxだが、一泊のキャンプでも快適に過ごそうと思うとそんなに装備は減らせない(さない)。
まぁ、50代前半のうちはこの装備で強風にあおられようと、未舗装路であろうと強い足腰で踏ん張れたのだが、
55過ぎてくるとバイクがよろけたときに踏ん張って持ち直す自信は薄れてくる。
フル装備で止まった状態でハンドル目いっぱい切っただけで倒れそうになり、もう無理っ! ってなる。
実際にコケることも数回、
不本意ながらエンジンガードもつけるようになっていた。
そもそもヨロケないようにできないものか?
皆うすうす感じていると思うが、フル装備したときの荷物の重心エゲツないほど高くなってしまっているのが問題。
なぜあんなに高く積み上げてるのかというと息子とのタンデムツーリングする際、タンデムシートは荷物がのせられない。
なのでシーシーバーの後ろに巨大で高いバッグを積むしかなかったのだ。
タンデムツーリング自体もうやらないので
低重心化計画を推し進めることにする。
低重心化の一番のキモはサイドバッグの大型化だ。
左右に振り分けたバッグにペグや焚火台などの重量物を入れればそれだけでかなり重心は低くなる。
丁度レザーのサドルバッグの経年劣化が進んで革が破れるようになり重量物の工具類を入れておくのが危険になっていた。
なのでサドルバッグを取り外しメタルのツールボックスを低い位置に取り付けた。
そしてラフ&ロードの大型のサイドバッグを導入
荷物が少ないときは薄くパッキングでき
必要に応じて厚みを増やせる優れものだ
これで重量物の車載工具やペグ&ハンマー、その他重量物を腰から下に配置できるようになった。
で、いよいよ本丸のシーシーバーバッグとその仲間たちのウワモノチームだ。
ここがもっと低くできたらかなりの低重心化が実現できる
まずはマウントベースのシーシーバーをなんとかしたい
リアシートから後ろにかけての一番平積みしたいエリアの真ん中にシーシーバーがそびえ立っているので荷物が分断されていた。
次はこのエリアのフラット化に取り組む
いつでもシンプルなバイクに戻せるようにシーシーバーはデタッチャブルタイプだ。
このシーシーバーの替わりにフラットなキャリアをつけるため中華製のこれを買ってみた。
もちろんデタッチャブル仕様だ
ここにキャリアラックをマウントすれば夢のフルフラットキャリアベースが作れる!
喜び勇んでバイクに当ててみると・・・
シートに当たるねぇ・・・
それもその筈、ネジ中心からキャリア面までの高さ135mm
ネジからシート高さ 余裕で135㎜以上ある(汗
やっちまった・・・
なんとかリカバーする方法を考える
お、切って反対に付ければいいじゃん! いい案がひらめいた
金ノコで左右を止めているブリッジ部分をカットした
そして左右入れ替えて取り付けてみると・・・
イェス!
ここまでくればあとは下駄を履かせてキャリア面を上に持ち上げられる
こんなラックを買ってつければOK
ちなみにこの写真の商品は完成品でお値段6万円! しかも売り切れ
三分の一くらいの予算で出来そう
今日は希望が見えるところまで作業が進められたのでとても気分よく眠れそうだ。