UMCOやプラノのタックルボックス
Snap-on(のエンブレムを付けた)ハンドツールボックス
コーヒー持ち出しセット
とにかく男はカッコいい道具箱を見つけては、そこにお気に入りのモノを並べて収納し悦に入るのが好きな生き物である。
自分は特に道具にはこだわりがありこの傾向は強い。
今年90%還暦に相当する54歳になり自分の大好きな道具たちをそのまま息子、孫に一子相伝で伝えていきたいと思いはじめた。
そのためには道具をバラバラに伝えるのではなく、パッケージ化しておく必要がある。
そしてそれにふさわしい入れ物を手に入れることができた。
それがこちら。
Delta/MT 30L
限定カラーのブラックだ。たまたまネットを見ていたら定価で販売されていてポチったのだが、実は凄い人気の商品でメルカリなどでは中古で定価の倍で売られているものだった(ラッキー!)。
加工してみて分かったのだがただのアルミではなくアルミ合金でできており穴をあけるのも結構大変なくらい強度がある。
それもそのはず、プロユースの頑強な輸送ボックスとして設計されているものらしい。
これなら3代に渡って受け継がせていける箱としては十分合格だ。
そしてSNSなどでアルミコンテナで検索するとかっこよくカスタムした写真がてんこ盛りに出てくる。
蓋の裏面に多孔ボードを取り付けてそこに斧やライト類を保持するのが定番のようだ。
うん、確かにカッコいいのでこれはパクらせて頂こう。
先ずは多孔ボードを購入してみる。
どうせなら黒に合うように木目調のものにした。
しかし届いてみるとこれが薄っぺらくて強度が無さそう。
斧を保持するにはちょっと心もとないのだ。
なので蓋裏サイズにカットして余った板の化粧面のシートを剥がして木工用ボンドで張り合わせた。
これで元の2倍の厚みになり大分しっかりした。
あとは得意のレザークラフトで保持用の革ベルトをボードに取り付けた。
とりあえず斧とブッシュクラフトナイフ、そしてゴールゼロのランタンとそのハンガーはマストだと思った。
余ったスペースは焚火用の炭ばさみを取り付けた。
そしてここからはオリジナルの工夫ポイントだ。
5㎜丸棒の真鍮のランタンハンガーに内径5.5㎜の真鍮パイプをちょっとカットしたものをロウ付けする。
これが人生初のロウ付けだったが意外とすんなりできた。
これでドバミミズの帯のように一部太い部分ができた。
そして同じ真鍮パイプをもう少し長めにカットしてアルミボックスのフタ部分に接着剤で取り付ける。
接着剤はこれ一択!
もはや溶接です(爆
そして蓋を開いたときにこのパイプは垂直になるのでその部分にランタンハンガーを差し込みます。
はい、簡単ランタンハンガーマウントです。
ブラスパイプなのでほっといてもかっこよくエイジングされます。
そしてフタの裏にボルト4本で固定しました。
なかなかイメージ通りでかっこいいです。
次は開いたときにテーブルトップにするための天板を置きたいです。
これはウォールナット材で用意しようと思うのですが昨今、高級木材激高ですね!
自作するか悩み中・・・
その2につづく