小野川湖畔の家キャンプ 後編です。
前編プライベートビーチを探せは
こちら
キャンプ2日目の午前中、結局息子はフローターで爆睡し釣りはやる気なし。
ま、朝一のマズメ時に釣れる場所に連れていけなかった自分の責任もありますが・・・
プライベートビーチでゆっくりとくつろいだ後に一旦キャンプ場に戻ることにします。
キャンプ場に戻ると昨日よりもキャンパーが増えて湖水浴で賑わっています。
自分らも湖水浴モードに切り替えます。
自分は大きな浮き輪としてフローターで遊びます。
海パンで乗るの初めてなので新鮮(w
さて、いつまでも湖水浴で遊んでいる訳にはいきません。
真の目的は息子に大バスを釣らせる事なのです。
やる気なさげな息子をなだめ透かして再びカヤック&フローターコンビで釣りに出ます。
今度は近場、キャンプ場から右に回り込んだ岬周りを攻めてみます。
魚探の反応は良好、ベイトフィッシュやバスも映っていそうです。
岸際にギリギリに投げさせてゆっくりと引いてくるように教えます。
底に石が多くダウンショットリグではシンカーがすぐに引っかかるので何度も根がかり外しをやらされます。
また根がかった~、外して~
と呼ばれてめんどくさいと思いながら息子のところに向かいます。
なんか糸が出て行くよ~
と言っていますがどうせ根がかったまま自分のフローターが流されてるんだろうと思って
そのままじっとしててと落ち着かせます。
どれどれと竿を受け取るとこちらが動いていないのにドラグが鳴って糸が出て行きます。
うぉぉっ!魚だよこれっ!
息子に竿を戻してゆっくりリールを巻くように言います。
竿が弓のようにしなってドラグがジリジリ引き出されます。
かなりの大物です。
でもバスの引きじゃなさそうな・・・
やっと魚が疲れて上がってきました。
息子が無事網に収めました。
でっかいニゴイでした。
ベタな釣り漫画のようなやり取りがありましたが、大きさ50㎝、外道とはいえ立派なもんです。
匂い付きワームつかうとこいつも釣れちゃいます
この一匹がトリガとなり息子の
フィッシャーマンの血が覚醒します。
今までよりも集中して釣るようになり、根がかりしないような引き方を勝手にマスターしてます。
するとまたヒット!
今度は狙い通りのスモールマウスバスです。
自分は未だボーズです・・・
ヤバい
そして振り向くとまた釣っています。
午前中は
振り向けば爆睡だったのにえらい違いです・・・
自分も2本釣りましたが30㎝未満の小物。
また息子のところに来ています。
5匹目だそうです。
コツを聞いてみるとなるべく遠くから岸に投げると食ってくる気がするとのたまっておりました。
バス釣り名人の友人Oも同じことを言っていました。
やはり何かが覚醒したようです。
その証拠に
フローターに乗ったまま小用を足すという大技までマスターしています。
これはフローター仲間の誰も出来ない
夢の大技です。
なかなか逞しくなったもんです。
その後サイズは小さいながらも追加し・・・
暗くなったので納竿。
今日は息子に完敗
夕焼けが心に沁みます・・・
フローターを担いでいく姿も自信に満ちているように見えます。
俺のウェーダーも違和感なく着れるくらい背伸びてるし・・・
その夜は
さんざん自慢話を聞かされながら簡単にクックドゥの回鍋肉をフライパンで作り
そのまま箸でつついて食べました。
夜は冷えるのでホットココアです。
その日は疲れたので22時頃には爆睡していました。
そして最終日・・・
天気予報は再び雨
11:30までにチェックアウトしなければならないので午前中の釣りはあまりやる時間がないのですが今日も出撃します。
急いでレトルトの朝ごはんを食べます。
雨のなか昨日と同じポイントに向かいます。
雨の中でも何か掛けてます、昨日の覚醒は続いているようです。
最終日も先を越されました。
そして2匹目・・・ 俺まだゼロ
そろそろ時間になったので終了。 俺ゼロのまま・・・orz
アディオス、小野川湖 また来るね。
息子に
来年もまた来ような
と言ったら
来年は受験だから無理かな~
だって
2,3日くらい良いじゃん!と思いましたが口には出しませんでした。
息子なりに頑張ろうとしているので邪魔しちゃダメでしょ。。。
再来年は高校生、果たして一緒にキャンプ来るものなのだろうか?
そう考えると今回が最後のデュオキャンになる可能性もあるな・・・
去年のウェーダーが小さくなってたし急に成長した気がする。
男の子が”少年”でいてくれる時間って案外短いです。
バイクでデュオキャンを始めたのは小学校4年生。
もっと密に沢山キャンプに行っておけば良かったとちょっと悔やんでます。
来年はもっと大人びてくるんだろうな~
さよなら少年TAKU。
なんてちょっとおセンチになってしまった今回のデュオキャンでした。
おしまい
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