カーミット&ヘリノックス

すけさん

2016年09月23日 00:11

道具ネタのチェアカテゴリにカーミットとヘリノックスが入っていない事に気づき今さらながら記事にしています。




購入した順番はヘリノックスが先です。

TAKUとキャンプに行く前はバイクでソロが基本でした。
ずっと前に北海道をツーリングで回ったときは椅子は釣り用の小さい3本脚タイプ(座面が三角のやつ)でした。


バイク旅の椅子なんてそんなもんだと思っていたので不自由にも思っていませんでしたが
その後バイク旅の人達も快適な椅子を使っているのに気づき始めました。

多くはヘリノックスのチェアワンでした。

背もたれもあってゆったり座れるのに物凄くコンパクトになるパッキングを見て衝撃を受けましたね~

買おうと思ってオーダーしても売り切れ続出で中々買えませんでした。
そのうちチェアエリートというシリーズが出てそっちをGetしました。

バイクのバッグの中にすっぽり入ってしまう椅子と一緒に喜々として色々でかけました。



バイクの椅子はもうこれで終了と思っていたのですがある日突然カーミットに出会いました。

ソロツーで偶然会ったハーレーツアラー乗りの年配の方がカーミットを使っていたのです。
「ツアラーだと大きな椅子も積んでいけて良いですね」というと・・・
「いや、結構小さくなるんだよ」とそのときはおっしゃってました。

翌朝撤収時にこんなもんだよとコンパクトにパックされたカーミットを見て驚いたのを覚えています。
ネットから拾った画像ですが比較するとこんな感じです。

一番右がカーミット、左から2番目がチェアワン(エリートと大きさは同じ)でさすがにヘリノックスのほうがコンパクトですが・・・
カーミット十分コンパクトじゃんと思いました。


ヘリノックスは今どきのフレーム剛性技術の恩恵を受けたイマドキの椅子ですが
カーミットはそのコンパクトさから想像できないほどアナログちっくな温かみがありしかも座り心地が良かったです。
ヘリノックスの座り心地って説明するのが難しいですが膝を内側に押されるような感じがちょっと違和感があったのでカーミットはとても自然に感じられました。


その後、ネットを調べると下記のストーリーを知りました。

~以下カーミットから引用~
1984年頃に熱狂的なオートバイライダーのTom Sherrill (トムシェリル)によって設計され、産声をあげました。40年以上に渡るモーターサイクリストである彼は、バイクで走っては野宿するツーリングキャンプをよく楽しんでいました。当時、バイクに積める、軽量、コンパクトで快適な椅子は何処にもありませんでした。

そこで、Tomは小さな袋に簡単に分解収納できるKERMIT CHAIR(カーミットチェア)を産み出したのです。主に口コミで販売され、アウトドア・ショップなどでは、ほとんど扱われておらず、一部のモトショップなどで販売され今なおテネシー州ナッシュビルにてハンドメイド生産される「Made in USA」華奢な足からは見えない、しっかりとした作りと耐久性、野外でのラフな扱いを想定しての、厚くコーティングされたニス、コンパクトに収納できるものとは思えない快適なすわり心地。設計者Tomの思いが垣間見えるプロダクトです。


流石こういうのを作るのはやはりバイカーだよなぁ~と納得したと同時に超絶オサレ椅子としてキャンパーに大流行している事も初めて知りました。

”お洒落椅子”というステータスにも後押しされて購入に至りました。

そして使っていくうちにヘリノックスよりも好きになり出番が増えました。
やはり木製なので佇まいが自然にマッチします。


バイクにもバッグにこそ入らなくなりましたが問題なく積み込めます。



今キャンプ界ではオサレさんの高級椅子の代名詞的に扱われていますが、
こいつの真骨頂は収納時のコンパクトさにあるのだと思います。
コンパクトさと座り心地、重さ、雰囲気が高度にバランスしているというべきでしょうか。

今では部屋でも使っています。

ソロキャンも悪天候が分かっていてなるべくコンパクトにパッキングしたいときはヘリノックス
そうでないときはカーミットと使い分けています。

車で出撃のときは積載量に余裕がありますので小川ハイバックチェアが定番です。

今、急激に円高に振れていますが個人輸入で買うチャンスかもしれませんね。



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