キャンプで美味しいコーヒーを飲みたくてポチッたもの 温度計

すけさん

2016年06月03日 00:11

毎朝コーヒーを飲んでいます。
挽いて粉になったコーヒー(そのとき安い粉を嫁さんが買ってくるもの)をプラスチックのドリッパーに入れて沸騰したての熱湯をドバッっと少量かけて20秒くらい蒸らしその後はドバドバ熱湯を注いでコーヒーを淹れていました。
それがウチのスタンダードな淹れ方でした。

ところがハリオのドリップケトルとV60ドリッパーを買ってネットや本などを読み調べてみるとそれまでの手順が色々間違っていることに気付きました(今さらですが・・・)。







先ず驚いたのは同じコーヒーの粉なのに淹れ方でエラく味も香りも変わるものだという事。
特にお湯の温度でかなり違いが出ることを知りました(今さらですが・・・)

沸騰したてのお湯で一気に蒸らしていたやり方と、2分くらいお湯を冷ましてから蒸らすやり方で苦味と酸味のバランスが大分かわるのです。
コーヒーの味の違いに気づけないと思っていた自分にもはっきりと分かるので何だか楽しくなってきました(悪い癖が・・・)。

教科書によると沸騰したての湯で淹れると雑味ごとまるごと抽出してしまうそうです。
暫く置いたお湯で淹れるとすっきりした飲み口になりへんな苦味が無くなったような気がします。

コーヒー豆の種類とローストの度合いにもより下記のような適温があるようです。

●フレンチ、イタリアンロースト
75~79度
苦味を抑えたまろやかな味のコーヒーが抽出できます。温度を高くすれば苦味が増します。

●シティ、フルシティロースト
80~83度
苦味・酸味・甘味をバランスよく抽出でき、コクのあるコーヒーが淹れられます。

●ミティアムロースト
84~86度
香り豊かでスッキリしたコーヒーを抽出できます。おいしい酸味を引き出すのにもお勧めの温度です。

87度以上ではコーヒーの油成分が抽出されてしまいます。


こんな細かい温度管理は温度計がないとできません・・・




これまたハリオの商品ですがケトルの蓋に温度計を仕込んだものがあります。


断面図ですが温度の測定ポイントがお湯の出口付近になっています。


しかしウチで購入した銅ケトルには合わないようです(対応品リストの対象外でした)。

温度計を単品で購入してケトルに突っ込めば良いのですが、蓋の開け閉めが煩わしいです。


売ってないなら作ってしまおうという事で温度計を購入。
これは完全防水なので清潔に保てます。


そして蓋をよく見るといい感じの穴が開いているではありませんか。


真ん中の穴をリーマーで少しづつ広げていきます。


温度計の棒のφに丁度合うようにします。するとこうなります。


測定ポイントもお湯の出口付近になります(棒の先端2㎝くらいにセンサーがあります)。


ゴムで仮固定すればピタッとフィットします。

このあたりの保持機構はあとあとのお楽しみにしておきます。


ここまでのジャスト感はありませんが十分機能的だと思います。


これで実際にお湯の温度を測定してみると外気温が高くなってきたせいもありますが適温の83℃になるまでは思った以上の時間が必要です。温度計があれば思い切って水を差すこともできますので便利です。

純正品は5000円オーバーですがこれなら半額以下で同機能が実現できました。



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