この2週間ほど息子がアレになりまして・・・
自宅待機生活を余儀なくされました(今は解除)。
期間中やたらとコーヒーを飲む機会が増えました。
今までずっと深煎りの豆(フルシティロースト以上)をつかった苦味の強いコーヒーが好みでしたが、
この機会に酸味系のコーヒーにもチャレンジしてみることにしました。
で、
これです。
エアロプレスというのはエアロビーというやたら飛ぶフリスビーを作っている会社が開発したコーヒー抽出器具になります。
爽やかな酸味をいい感じに引き出せるそうです。
このように針のない注射器のようなシリンダーとピストンを使い。
人力で空気圧をかけてコーヒーを短時間に抽出するものです。
届いたのですぐに試してみました。
キャンプで使う事を想定しアルコールストーブとコヘルで湯を沸かしています。
エアロプレス使用者のなかでメジャーなやりかたインバート式を採用しています。
シリンダーとピストンを逆さまにしてドリップスケールに置きます(これがインバート式)。
ハンドドリップのときと同じように中細挽きのコーヒー豆をきっちり20gシリンダーに入れます。
ドリップ用のケトルに移したお湯(90度くらい)を100gほどシリンダーに入れてパドルという器具を使ってかき混ぜます。
その後、さらに100gを注いでフィルター付きのフタを取り付けます。
1分くらい経ったらひっくり返してカップにセットしゆっくりピストンを押し下げてコーヒーを落とします。
出来上がったコーヒーを飲むと・・・
むぅ~ 酸っぱい。
そして薄っぺらい・・・
それが第一の感想でした。
いつもと同じ挽き方で同じ量のコーヒー豆を使ったのにえらい違いです。
率直な感想はハンドドリップのほうがおいしい・・・
エアロプレス、すぐにメルカリ行きかと思いましたが気を取り直してググって情報をあつめます。
エアロプレスの傾向としては抽出時間が短いため酸味がつよくなるそうだ。
まぁ、それを望んでこれを買ったんだからそうでしょう。
苦味の要素が欲しい場合は挽き方をより細かい方向にしろとのこと。
また、器具がそのままだと湯温が下がるので器具を温めておけという動画もあった。
なるほど、確かに初回でまごついたので湯温はかなり下がったかも(ケトルに移してさらにピストンに注いだので80度きってたかも?)。
挽き方もハンドドリップと同じだと自分には大きいのかも。
という事でセカンドトライ
前回よりもより細かく挽いた豆をきっちり20g
今度は普通にIHで湯を沸かし・・・
色々な器具を温め湯温の低下に気を使いつつ・・・
お湯を注いでからのパドルの混ぜを若干多めに行い・・・
前回よりもすこし長めに時間をとってからゆっくり時間をかけてカップに落とします。
落とし切ったあとのコーヒーカスはフィルターごとこのようなケーキ状のゴミとしてそのまま捨てられるので楽ちん。
さてお味は?
おぉ!酸味は感じるが同時に甘味と苦味も感じられるので初回のような酸っぱさではない。
コーヒー豆本来の味でフルーティと表現されるがなるほどそういう感じかも。
すっきり爽やかな飲み口なのでこれはこれでアリです。
サードウェーブの良さを理解できそうな兆しが見えました!
暫く同じ豆を使って
・湯温
・挽き方
・プレスまでの時間
を変えてみて自分好みのセッティングを見つけたいと思います。
エスプレッソ風もできるらしいので色々楽しめそうです。
自宅待機期間で新しい発見ができて良かったです。