昨年末、年始にかけてフィッシングカヤックの事故が相次ぎました。
以前は真冬でも一人で海に出ることもありましたが今年からは冬の単独釣行は控えようと思います。
今日はカヤックフィッシングの安全面で役に立ちそうなギアを導入したので紹介したいと思います。
その名も
JM-Safety
カヤックから落水してしまった場合、それを検知して予め設定した見守り人にメッセージを発するものです。
以前から知ってはいたのですが自動通知機能を使うためには年間6600円のプレミアムプランに入会しなければならず良いとは思いつつも敬遠していました。
ところがっ
昨年11月以降はプレミアムプランが廃止となり、落水検知ユニットを購入するだけで見守りシステムが使えるようになったのです。
通常3980円ですがキャンペーンコードを入れて2980円で導入できると聞き購入に至りました。
落水検知ユニットはこれです。
PFD(ライジャケ)に付けるとこんな感じです。
ちなみにPFDには絡まったPEラインなどを切って脱出できるようにGarberのリバーショーティというナイフも装着しています。
落水検知ユニットの下側には2ヵ所金属面が露出しており水に浸かることを検出します。
電気抵抗値で判定するのだと思われます。
落水検知をするには先ず自分のスマホにJM-Safetyのアプリをインストールします。
そして落水したことを知らせたい”見守り人”になってもらう人のスマホにも同アプリを入れてもらいます。
アプリ上で見守り人の設定を済ませればOK。
PFDにつけたJM-Safetyユニットにコップの水をつけて実験してみた動画がこちらです。
落水検知ユニットが落水を検知するとまず自分のスマホにBluetoothで通知されます。
すると自分のスマホから見守り人に設定した人、自分の場合、嫁さんと釣り仲間のTさんのところに通知が行きます。
通知の画面はこんな感じです。
自分の画面:
嫁さんのスマホの画面:
自分のスマホで誤検知とか救助済などのボタンがあるので問題なければそれらを押します。
この画像はWebから借りたものです
すると相手に(解除)というステータスになります。
これが解除にずっとならずにLINEや電話で呼びかけても応答が無いなどの場合には海保に連絡してもらうなど取り決めておきます。
GPSの座標が一緒に通知されるのでレスキューが必要な場合は非常に役立つと思います。
カヤック仲間がみな装備すればお互いに安心できますが先ずは自分から導入してみました。
今年になってからは一度も海にでていません。
中旬以降にだんだん寒さが緩んでくるらしいのでそのころが今年の釣り初めになりそうです。
おしまい