コロナ禍のステイホーム中にやっておこうと思うこと ~家族の思い出整理~ 前編

すけさん

2020年12月20日 14:28

今年も残すところあと10日になりました。
なんとも奇妙な一年でしたが週末の一日はカヤックフィッシングに行き、もう一日は家族の思い出整理に費やすことが出来たので充実した週末が過ごせたと思っています。

カヤックフィッシングの記事は毎週アップしているので、今回は家族の思い出整理について書いてみたいと思います。

家族の動画は娘が生まれた頃の1999年頃からminiDVテープ80本分+途中からHD画質になって撮りためた未整理のものなどが気が遠くなるほど長時間あります。


静止画は1998年くらいから今に至る6万枚ちかくの写真がLightRoomで管理はしていますが無選別状態でハードディスクにぶちこんであります。
とくに写りの良いものを選別しプリントアウトして紙のアルバム化するなど一切していません。
ただただ玉石混交でハードディスクを占有しているのです。


あぁウチも一緒だと思っている同年代の方々(とくにminiDVね)多いのではないでしょうか。

志村けんさんが亡くなった頃から”もし自分が今死んだら”と考えるようになりました。
うちの家族は自分以外は文系なのでPCを自在に操るリテラシーはありません。DVカメラもどこにあるか知りません。
ましてやライトルームってなんですか?って人達です。

撮りためた家族の思い出が発掘されることなく忘れ去られてしまうかもしれないと考えたときに少し怖くなりました。

そういった動機で今年から思い出整理作業が始まりました。

今の時代、家族みんなで集まってTVやPCの画面で家族の動画や写真を見るということは現実的ではありません。
今回目指したのは家族ひとりひとりがいつでもどこでも自分のスマホやPCで家族の動画や写真を見ることができる状態にすることです。

だいぶ時間はかかりましたが理想的な状態に近づきつつあるので今年の最後にアップしておきたいと思います。




このテーマの作業を始めるときに最初に立ちはだかる壁・・・

それはminiDVテープの壁です。

上の子が生まれた1999年当時のビデオの記録媒体としてはminiDVというカセットテープが主流だったと思います。


初めての子供でテンションマックスになった私はなんと3CCDのビデオカメラを購入!


今でいうとさしずめFDR-AX700を嫁に相談なしにいきなり買って帰ってきちゃったお父さんくらいのインパクトでしょうか(爆

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その後、かなり怒られましたが当時にしては色再現のよいSD映像が沢山のこせましたので悔いはないです(きっぱり。

初めからHD/4Kの綺麗な映像がデジタルファイルとして取り込める今の親御さんたちは幸せだと思います。

すこし脱線しました。。。


さて、うちの動画も2008年頃からやっと今のHDフォーマットでデジタルファイルとして直接PCに取り込めている形跡があるのですが、それ以前は動画はminiDVテープに記録されておりカメラに入れて再生しないと画像が見れないものなのです。

これらの膨大な映像データをまずはPCに取り込まなければなりません。。。
この時点ですでに萎えてしまい放置状態になる人の割合90%といったところでしょうか。
もちろん自分もそうでした。





・・でした(過去形)!


そうなのです、私は既にこの壁は乗り越えているのです。
miniDVに記録された映像はすべてIEEE1394キャプチャーボードを使ってPCに取り込み済でした。

取り込んだ映像の日付を見ると2011年のGWでした。
今年コロナ禍で家族の思い出の重要さを認識したように2011年の東日本大震災で家族の思い出を津波で失った被災者に心を痛めたことがトリガになったのだと思います。

当時のminiDVの映像は無駄な映像部分のカット編集まで済んでおり日付と大まかな内容までファイル名になっていたのでかなり助かりました。


よくぞやっておいてくれた!2011年当時の俺!!

と褒めてあげたい思いです。

このテーマの一番高いハードルはクリア済でしたので先に進めます

残念ながらここからやらなければならない方は今はDVテープをデジタルデータ化してくれるサービスもあるのでここは利用しちゃいましょう。
こういう時間はお金で買えるのです。


さあ、すべての動画データがPCのハードディスク内に入っている状態になりました。

ここからは粗編集されたビデオファイルからさらに無駄な部分をカットしてひとつの作品にしたいと思います。
できれば冒頭に内容が分かるタイトル文字が入れられるといいなぁ。。。


PCにはGoProの映像をカット編集するソフトFilmoraが入っています。
このFilmoraを使って大量のビデオクリップをつくろうとするときに新たな壁が立ちはだかりました。

その壁とは・・・

ビデオ編集するにはPCスペックが非力すぎる壁

です。

この作業を始めた当時に使っていたPCは2011年4月に購入していたものでした。
震災後にビデオキャプチャして編集するためその当時使っていたPCでは非力だったのでしょう。

スペックは
プロセッサ:インテル® Core™ i3-550
メモリ:4GB
HDD:500GB
のデスクトップ型です。
これに自分で買ってきたIEEE1394カードを組み込んでDVテープキャプチャ、SD映像編集まではやれたのだと思います。

が、それは当時の話。


今はビデオ解像度はHD~4Kになってきており、4Kはもちろん1080_60pなどのHD解像度を編集するには上記のPCスペックでは厳しいです。
厳しいですというか出来ません。

GoProの釣り映像編集もしょっちゅうフリーズするしレンダリングする際には延々と時間がかかります。
LightRoomを起動してもなかなか立ち上がらないし画像の表示も遅い・・・

これから大量の映像データを編集するのはもはやストレスでしかありません




とうことはうすうす感じていたのでしょう。

だからこそ2011年にDVテープ取り込み、粗編集後放置状態だったのです。

そう、いつかやらねばやらねばと思いながらずっと放置です。


そこに来て2020年のコロナ禍です。

神様にいい加減に取り掛かれと背中を押されたような気がしました。

自分はこういう生命の危機を脅かされるような状況でないと重い腰があげられない人間のようです。


20年前に相談なしに大物を買って帰ってくるようなことはしないと誓約させられているので直ぐにPCを導入はできませんでした。
とりあえずハードディスク上の大事な動画や写真データのバックアップをとることにしました。

バックアップ先は
①外付けハードディスク2TB
②Googleフォトやアマゾンプライムなどのクラウドストレージサービス


この②のGoogleフォトのストレージサービスを知り一気に最終形までの道が見えました

そしてついに思い腰を上げてHD画像の編集&クラウドにアップロードという道に歩み始めました。


一話完結のつもりでしたが思いのほか長くなりましたので後編に続きたいとおもいます。

後編は
・動画編集のための新PC導入!
・Googleフォトサービスを使い尽くせ!
・Youtubeの非公開も使えるんじゃね?
の3本です。

Googleフォトの無限アップロードサービスは来年6月迄です。
それ以降は有料になります。
気になっている方はとりあえず大事なデータをすべてアップロードしておきましょう。


最後雑になりましたが後編に続きます



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