海の上ではヘタレでありたい ~熱中症、トイレリスク~

すけさん

2018年06月24日 12:47




ちょっと前にカヤックフィッシングに出たときにアイスブレーカーの長袖にTシャツを重ね着して出ました。
漕ぎ出しは丁度良かったのですが沖に出る頃には体温が急に上がってちょっと眩暈を感じました。

漕ぐのを止めて冷たい飲み物を飲んでクールダウンしたらすぐに復活しましたが
朝の5時頃でもこんな感じになるのだから真夏の炎天下で漕いだらヤバいなと思いました。

という事で【海の上ではヘタレでありたいシリーズ】今回は熱中症・トイレリスクについて考えてみました。

対策するにはまず敵を知れという事でググってみるとこのサイトが直感的に解りやすかったです。

簡単にまとめると

【熱失神】
1.運動や気温の上昇に伴い体温上昇
2.体温を下げるために体が皮下への血流を増やす
3.脳への血流が相対的に減り脳へ運ばれる酸素が減る
4.脳が軽い酸欠状態となりめまいや立ち眩みを起こし酷いと失神する



先日はカヤックを漕いで熱が体内に籠ってしまってこの状態になったのでしょう。
そのまま無理して漕いでいたら熱失神に至ってしまう可能性もあります。
カヤック上で失神してしまったら海に落ちて死んでしまうかもしれません。。。怖いですね

この時は初夏なのにアイスブレーカーの体温調整機能を過信しウールの長袖などを着て行った為です。
洋上ですぐに脱ぎ化繊のラッシュガードのみにしたらすぐにクールダウンできました。
【熱失神対策】
・体温調整しやすい服装をする⇒化繊のラッシュカードなどが良さそう
・冷たい飲み物を取るなどで内部から熱を下げる
・霧吹きファンなどを利用して気化熱で体表の熱を下げる

冷感ミストファン クイッククール(ピンク)熱中症・暑さ対策、予防 | 携帯ミスト | 柔らかファンで安全&風量しっかり DOCQC5PK
価格:898円(税込、送料別) (2018/6/24時点)





そして更に怖いのは熱ケイレン・・・





【熱ケイレン】
1.体温が上がって大量に発汗(水分&塩分大放出)
2.水分が不足して脱水症状になり倦怠感や頭痛などの症状がでることもある
3.そのまま水分を大量に取ると体内で塩分不足になる
4.塩分が不足すると手足がつる、ケイレンなどの症状が出る。


【熱ケイレン対策】
・大量に発汗したら水分だけでなく必ず塩分も取るようにする。
 スポーツドリンクや塩分タブレットなどが良いでしょう。

【ポイント5倍★26日20:00〜30日23:59】【送料無料】★まとめ買い★ 森永 inタブレット塩分プラス 80g ×6個【イージャパンモール】
価格:2030円(税込、送料無料) (2018/6/24時点)




更に症状が進むと意識障害に至りいわゆる熱射病になります


いずれもカヤック上では大変なリスクですね。
1人で洋上でこうなったらかなり危険な状況です。

これからの季節は日の出から午前中の涼しい間だけ出るようにしないと危険ですね。




【トイレ問題】
熱中症の予防や対応には水分補給が重要なことが判りました。
すると必然的にトイレの回数も増えます。

私はこれまでカヤックフィッシングに出る前には出来るだけ水分を取らないように心がけていました。
冬用のセミドライパンツには防水チャックはついていないのでカヤック上でドライパンツを下すだけでも大変です。
洋上でトイレに行きたくなることが無いように極力水分を取りませんでした。
ちょうどお年寄りが夜中にトイレに行きたくないから寝る前に水分を控えるのと同じ理屈です。

汗をかかない冬場ならそれでも良かったんですがこれからの季節は如何に水分、塩分補給をするかが課題になりますので水分を控えるという選択肢はあり得ません。

という事でカヤック上でどうやってトイレを済ますかについても考えてみます。

水面で遊ぶ事を長くやっているとこのテーマは結構切実です。
フローターで下半分を水に浸しているとどうしてもトイレは近くなります。
人気のない上陸ポイントを見つけておいて都度上陸しています、キジ撃ちも何度かやってます。


ところが海上ではすぐに上陸する事はできません。
これからの季節、汗をかく前に水分補給は必須ですから海上トイレは必修科目になります。

この前”小”については難なくクリアできました。
夏場は短パンなのでペットボトルを使えば近くに遊漁船がいても気づかれずに用を足す技を習得しました。
スカッパーホールに排水できるようなホースを短パンに引き入れておけばもっと楽かもね。


まぁ、小に関しては想定内の難易度です。

問題は大です。

未だに海上でキジ撃ちをしたことはありませんが皆さんどうやっているんでしょうか?
そもそも催したらすぐに浜に戻るんでしょうかね。
これからの話はあくまで緊急対応って事で。

カヤック上でバランスを崩さずにお尻を突き出して事を為すことは私にはできそうにありません。
遊漁船や他のカヤッカーに見られたらもうそのフィールドに顔を出せません。。。



解決策は・・・・・


















あった~!





プロペラ式足漕ぎカヤックはプロペラを下す為の穴がぽっかり開いているんですね~
天然の水洗トイレですね

これならタオルで目隠しすればしれ~っと遊漁船の横でも用が足せそうですね!
プロペルユーザーの特権ですね。

実はこれも足漕ぎに乗り換えたい理由の一つです。

これからは日焼けもリスクです。
地肌を出すことは止めましょう。

後頭部をカバーできるこんなハットも有効です。

カリマー スダレハット2 karrimor sudare hat 2 ハット 帽子 シェード UVカット 日除け <2018 春夏>
価格:6480円(税込、送料無料) (2018/6/24時点)




では安全にカヤックフィッシングを楽しみましょう~



にほんブログ村



あなたにおススメの記事
関連記事