オッサン達の朝は早いです。
Oの家に朝4時に到着、そのままコンビニで食料を調達し海の公園の駐車場に向かいます。
駐車場でインフレータブルカヤックを準備しました。
二人分のクーラーボックス、釣り道具、エレキモーター、魚群探知機、バッテリー、アンカー(鉄アレイ)、そして自作ラダーなどを乗せたら相当の積載量になりました。あとは人二人乗るのが精一杯のスペースです。
この駐車場で準備をしているとヤブ蚊がわんさか現れて短パンの足に群がってきました
準備で両手が塞がるので蚊の群になすすべもなくボコボコにやられました(過去最悪レベル)。
海だったので油断していました~、虫よけスプレーも森林香もありません、もちろん痒み止めも・・・
こりゃー痒くて釣りに集中できないかも・・・
逃げるように浜にカヤックを運び海に浮かべます。
バス釣りの名手、友人Oもカヤック釣りは初めてです。
日の出の時間に出航です。
ボート屋の営業時間は朝6時からなのでそれまではポイントを我々二人で独占できます
自作ラダーも上手く装着できました。
パラコードを引いたほうに舵がちゃんと切れてバネで真っすぐに戻ります。
今回は効果テストなので操作は手で引いて操船します。
この写真みて気づいたけどこの木枠の上に荷台をつくればクーラーボックスくらい置けますね!
そのうちつけることにしようと思います。
いよいよ出発
丁度八景島の向こうから朝日が昇り始めました。
海はベタ凪で風もありません、絶好のコンディションです。
エレキモーターで快調にポイントに向かいます。
操舵はパドルを使わずにラダーで行いますがバッチリ操作できました!
向かうポイントはシーパラダイスのジェットコースター横、朝日を浴びて綺麗ですね。
ここで不思議な事に気づきました。
過去最大級にやられている筈のヤブ蚊被害がまったく痒くなく腫れもありません
出艇のときに海に足を浸していたのですがどうやらそのおかげだったようです。
痒み止めが無いときには塩を塗ると良いらしいです、理由は諸説ありますが
塩による浸透圧で蚊が出した液体が排出されるからというのが有力なようです。
蚊に塩水、100%効きます、自ら確認しました。
話が横道にそれました・・・
コースター脇に到着し魚探を確認すると水深は6~8メートル、魚群が多数確認できます。
真下に群があるならサビキ釣りと思いサビキ仕掛けを降ろすと・・・
ブルブルっ
すぐにアタリがありました。
金鯵が上がってきました~
釣ってる写真はなし
狭い船上で仕掛けが絡まり直しているうちに群が居なくなってしまいましたが・・・
そこは魚探のアドバンテージを発揮! 再び群を探してサビキ仕掛けを落とします。
それを繰り返してさらに数匹追加しました。
友人Oも同じくらい釣れています。
この釣り楽しいです!
一通りフィーバーが終わった頃に6時にボート屋を出艇した手漕ぎ組が現れます。
その時間は魚群はいれど何故か食いが悪くなってきたので場所を移動することにしました。
この時間帯は柴漁港から大型釣り船が大挙して出港するため海上には物凄い引き波が発生します。
ベタ凪の海ですがこの時ばかりは大揺れで時にボートのバウを超えて波が船内に入るくらい・・・
それが収まる頃を見計らって反対側の日産沖に向かいました。
途中、海藻エリアを通ると物凄い数の魚群、急ぎ虫エサを投入しても釣れません。
稚魚?クラゲ? 諦めて先に進みます。
日産沖の底が砂地の場所で今度はキス釣りのチョイ投げを始めます。
暫くして友人Oにアタリがあり大ギスを釣り上げました。
羨ましい~、やはり彼は持ってます。
私はピンギスを2,3匹釣っただけです。
Oはさらにキスを3,4匹追加していました。
ゆっくり船上で飯を食って9:40くらいで終了しました。
出艇した場所に戻る途中で20Ahのバッテリーが切れました。
詳しく書いていませんが実はかなり色々場所を移動しています。
こんなに持ってくれれば十分です。
予備バッテリーあるので問題ありません。
クラゲ大量エリアを恐る恐る通りながら戻ります。
結局パドルは使わずじまい、ラダー使えます!
海の公園の水場で砂を落としていけるのは助かります。
綺麗に洗って11時には撤収完了。
家に戻ってカヤックや道具を干してその日のうちに片づけも完了。
そして料理までが自分の仕事・・・
アジのゼイゴを落として頭を落とし皮を引きます。
サイズが小さいので塩麴液に漬け込んで素揚げにしてしまいました。
片栗粉にガラムマサラを入れてカレー風素揚げ完了
ビールのおつまみには最高です。
後片付けは大変だけどカヤックフィッシング楽しいです。
密かに狙っていたマダコとマゴチは釣れませんでしたがまぁ満足です。
次は秋シーズのもう少し大きくなった金鯵狙いで行ってみます。
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【注意】インフレータブルカヤックで釣りをする事について
簡単で楽しいという事ばかり強調して書いてしまいましたので、海でインフレータブルカヤックで釣りをすることの危険性についても触れたいと思います。
今回の釣行は無風、ベタ凪という好条件だったので船の往来のときだけ注意すれば良かった状況でした。
また、場所的には東京湾内のさらにワンド状になっている地形で直ちに外洋に漂流することにはなりません。
こういう状況だったのでインフレータブルでも楽しめたという事をご承知おきください。
一般的にはインフレータブルは風に吹かれれば流されやすいので風向き、地形をよく考慮してください。
また自分の船を釣ってしまったら当然穴が開きます。
直ちに沈むことはありませんが抜ける前に安全な場所に戻れる範囲で楽しんでください。
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