この週末の土曜を逃すとずっと雨が続きそうな感じなのでもちろんカヤックフィッシングに行ってきました。
緊急事態宣言が解除されたので都内のメンバーも加わり久しぶりにメンバー5人全員集合となりました。
というのも前日仕事前に朝練をしてきたというTさんから送られてきた写真がこちら
太刀魚もシーバスもこれ以上釣れたそうですがクーラーボックスに入らないから早々に切り上げたそうです。
こんなの見せられた日には行かない訳には参りません。
以前も前日にTさんから無限シーバスという写真が送られてきた翌日、興奮して夜も眠れないまま同じ場所にいきましたが
状況が一変してボーズを食らったという苦い経験があります。
今回は鼻息を抑えながら過度な期待を抱かぬよう、
太刀魚とシーバスがどちらか一匹でも釣れたら御の字というメンタルで臨みました。
あさイチに出艇し最初にトライしたのは以前やってみてとても面白かった
フライ・デ・シーバスです。
8番のフライタックルにイワイミノーをつけてメル・クリーガー(のビデオ)直伝のフライキャストでシュートします。
居そうな場所を引いてきますが何分広い海で軽くて細いイワイミノーのアピール力が弱く水柱は上がりませんでした。
うようよ居ればすぐに食ってくるのでしょうがこの日はそうでもなかった・・・
そこで
オールドABUのタックルに持ち替えて実績のX-80マグナムをキャストして引いてくると・・・
ゴゴッというアタリ
フィィィ~ッシュ!
待望のシーバス君がヒットしてくれました。
グラスロッドの感触が凄く良いですオールドABUも十分シーバスに使えますね。
即〆して血抜きしてからクーラーボックスに入れて海水を入れているときに気づいた・・・
あれ、海水いくら入れても溜まらないな・・・
うぁぁ~クーラーボックスの水抜き穴のフタを家に忘れてきた~
これはかなりのピンチです、応急手当的にバナナを急いで食ってバナナの皮を穴にねじ込みました。
クーラーボックスの穴が上になるように傾けてシーバスが浸るくらいの水を入れることができました。
これはあまり持ち帰れないな・・・ とこの時思いました。
シーバス一匹釣れたのでトランシーバでみんなの様子を聞くとすでにTさんはデカい鰆をキャッチし今は太刀魚が釣れているとのこと。
急いで現場に急行し魚探反応にジグを落とします。
使用ジグは最近これしか使っていないというシャウトのステイ100gです。
一投目、着底して巻き始めると直ぐにヒットしました。
狙い通りの太刀魚でした! しかもナイスサイズのF5(Finger 5:指5本の太さ)。
その後も下に落とす度にヒットするという無限太刀魚モードになり次々に釣りつつもクーラーボックス水漏れ問題もありF5級をもう一本キープしそれ以降は釣れた太刀魚をリリースしました(もったいない・・・)。
おそらくキープ以外に7,8本以上は釣れていたと思います。
その後も業の深い自分は釣る楽しみのみを求めてジグをしゃくり続けます。
するとまさかまさかのあの赤い魚がヒットしてしまいました。
真鯛はなんとなくTGベイトかタイラバでしか釣れないものと思っていた既成概念が崩れはじめました。
せっかくの真鯛なのでこいつもクーラーボックスにキープします。
シャウトのステイも鋭い歯をもった太刀魚をたくさん釣るとアシストフックがボロボロになりフックが無くなってしまいまいした。
そしてあまり小物が来ないように持っていた一番でかいジグに交換しました。
同じくシャウトのランス200gです。
こいつなら大物だけゲットしてくれるだろうと下に落とすと・・・
何だか凄い大物のような引きがっ!
巻いてくるとジグの上下の針に一匹づつ鯖がかかっていました。
これも中々立派なマサバだったので一本持ち帰りました。
そして針を外してランスを再投入して無造作に高速回収モードで巻いてくるとまさかの赤いヤツ・・・
このデカいジグに30㎝くらいの真鯛がヒットするとは驚きです。
真鯛って結構アグレッシブなときあるんだね。
シーバスx2、太刀魚x2、真鯛x2、マサバx1を釣ったところでもうお開きにします。
実はこのほかにも無限鯖地獄に陥りうんざり気味になっていたところでしたので。
クーラーボックスが正常であればもっと海水を入れて太刀魚をもっと持ち帰ったのですがアフターカーニバル。
他のメンバーも同様にそれぞれ満足のいく釣果を楽しめました。
近場で浮いていたインスタ繋がりの人たちも今日は凄いフィーバーぶりだったようです。
自分たちが撤収した後の海域はすぐに遊漁船で埋まっていました。
結果お持ち帰りはこれくらい
帰りにコンビニで氷を買い足して急いで家に帰って魚を捌きました。
今回はこの骨抜き名人が大活躍してくれました。
スズキと鯛は血合い骨はカットしてしまうので使いませんがサバには便利!
マサバは美味しい味噌煮になりました。