【KF100】 ~後片付けを考える~

すけさん

2021年05月19日 16:43

先月末、カヤックフィッシングを初めて100回目の釣行となりました(KF100)。
100回もフィールドに出ることを繰り返し朝起きてから実釣し帰宅して後片付けまでのルーティーンもほぼ固まってきました。

KF100のタイミングで後片付けについて見直してみることにしました。

先ず自分の釣行後の流れはこんな感じ。
①釣行後、カヤックはそのままカートップに固定、道具もそのまま車に放り込んで帰宅。

②帰宅後、カートップしたカヤックをカヤック台に下ろし水道水(流しっぱなし)とスポンジで全体をよく洗う。


③洗ったカヤックをカヤック置台に移動しバウのハッチの蓋を開けて風を通して乾燥させる。


④乾燥後、紫外線を防ぐ銀色のブルーシート(?)を被せてベルトで固定する。


⑤釣り道具、艤装道具は車に積んであるRVボックスに水道水を溜めてその中に浸して塩抜きし水道水シャワーで洗ってから乾燥させ再びRVボックス内に収納(バルーンカート、プロペルドライブ、JMOエンジン、ルアー等も含む)


⑥ロッドやリールは水道水の流水でよく洗い乾かしてから必要に応じて注油する。


基本的には毎回このルーティーンを行います。
土日連続して釣行する場合は土曜は道具を下ろさず、そのまま日曜に釣行して日曜に一回上記ルーティーンを実施します。


KF100のタイミングでこれを見直し下記のようなメリット・デメリットを記してみました。
【メリット】
・現地で何もしないで積んで帰ってくるだけなので撤収が早い。
・たっぷりの水道水で水洗いするためカヤック本体も、艤装道具も衛生的で気持ちが良い。

【デメリット】
・現地で砂まみれのカヤックや道具をそのまま積み込むためカートップや積載スペースが塩、砂だらけになる。
・カヤック本体は塩分や砂がそのまま移動中に乾燥するため塩、砂、海藻などがこびり付いて洗い流す時間が長くなる。
・大量の砂がいつの間にか駐車スペースに溜まっている。
・釣行回数に比例して水道料金が高くなる。

冷静に考えてみるとデメリットのほうが多いし、とくに水道料金は嫁さんにも不評でした。

水道料金については以前から言われていたのでRVボックスに水を溜めてまとめて塩抜きするように変更したのですが、やはりカヤック本体の洗浄を考え直す必要がありそうです。

このような考えに至ったのには理由があります。

とある釣行の帰りに釣り仲間のTさん宅にお邪魔した際の出来事です。
Tさんは自宅のカーポートに車をとめた後にカーポートの屋根のロープにカヤックを吊り下げてハイ後片付け終了!となった事です。

現地で何もしないのは私と同じですが、まさか帰宅後も一切何もしないというのは衝撃的でした(爆

そして釣り道具もクーラーボックスとか最低限しか洗ってなさそう・・・

TさんのカヤックはABS素材の手漕ぎ艇ですが5年以上そのルーティーンを繰り返しているそうです。
で、カヤック自体まったく問題ないとのこと。



自分の性格的にさすがに一切洗わないという選択肢はとれそうにありませんがカイゼンの意欲は湧いてきました。
そして自艇のポリエチレンという素材についても調べてみました。

ポリエチレンという素材は配管などにも使われておりとても安定した物質のようです。
下記はポリエチレン管メーカーのHPに記載してあったものです。
ポリエチレン素材は耐候性や耐薬品性を有し、その優れた物性は変化する事がありません

自分が何となく悪そうだと思っていた塩分をそのまま付着させておいても全く問題なさそうですが、紫外線による劣化はあるそうです。
なので今まで通り保管時に銀色のブルーシートをかけておけば良さそう。
ポリエチレン艇の寿命はおおよそ10年と言われているので基本洗わなくても紫外線だけケアしてあげれば十分もちそうです。

この気づきによって今後メンテはかなり気が楽になりました。


以上の考察から今後の後片付け
アフターKF100のニュースタンダードはこれだ!


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今後はカヤック本体、椅子、バルーンカートは現地でこの洗浄機で塩と砂を落としてから車に積むことにします。
カヤック全体の砂とネジやレールなど金属部分の塩分が落とせれば良いと考えれば18リットルでもおつりがくるでしょう。

また、ロッドやリールなども海水が乾ききる前に洗浄できるのでこちらも精神衛生上とても良いです。


現地での撤収時間はすこし増えますが家に帰ってからはカヤックはそのまま保管台に直行できるし、その他の道具も従来通り溜めた水で処理すれば使用する水道量は大幅に削減できると思います。

車内の収納場所も決まりました。



カヤックってそんなにキレイに洗わなくてもいいんだ。

今まで早く帰って塩抜きしなければとある種脅迫観念に囚われていた自分がいますが

そんな囚われから自由になり身軽になった気がします。

そいうのを積み重ねると気軽に出撃できるようになるのかもしれません。
Tさんが異様にフットワークが軽いのはそういう事なのでしょう。



そうそう、水圧もありそうなので現地で究極の血抜き処理もできるかもしれません。
今度やってみよ。


ではでは





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