釣れない理由を考えてみる 2021_2nd_全94

すけさん

2021年02月14日 22:29

久しぶりの地震怖かったですね。
津波の心配はないとのことでしたので予定通り釣りにいってきました。
曇ってたので放射冷却もなし、南風で気温が上がりあまり着こまなくても平気でした。

ご一緒したのはいつものTさん。

今日も風が強まる予報だったので補助エンジンを積んで行きました。
垂直に高くもちあげて保持できるようにしたので引き抵抗が激減しました。

エンジンのシリンダーに海水がかかるリスクもかなり減るのでJMO搭載最終形という感じ。


あさイチはメガバスX-80マグナムでシーバスを狙います。

下げ潮が効いてくる時間帯は鉄板で釣れるパターンですが今日は反応なし・・・


気を取り直して漕いでいくと根回りにベイト反応あり!

ジグサビキを落としても何故か反応なし
なんか変だな・・・


それなら奥の手、少しだけ残っている常温保存タイプのアミコマセを使います。


上から下まで反応が出ているポイントを見つけてコマセ付きのサビキを落としていきます。


何度群れの中を通してもプルりとも反応してくれません。
むぅ~確実にアジは頂きパターンの筈ですが全く反応がありません。
先ずアジを釣って泳がせ釣りでヒラメを狙う構想に黄色信号点滅です。


先行していたTさんも小さな群れにサビキを投入して鯵をかけたそうですがばらしたそうです。
食いが浅いのか?

水温 11℃

まぁ低いけど数日前は近くのボート屋で鯵釣れてたし・・・


漕いで移動して反応を見つけてはジグサビキを落としたり、得意のメタルジグステイを落としてみましたが全く反応なし。

今までは渋いとか釣れないとか言ってたときでもエソとかフグくらいは釣れているのにそれすらなし。

しかし群れの反応はそこかしこに出ている。
う~ん訳ワカラン。

もう集中力が切れたので出艇場所に戻るとTさんも無釣果のままとの事で早々と切り上げました。


Tさん曰く海水温が低すぎたという事でした。

何でも南風が吹くと海水温が下がるらしい。
気温は南からの暖かい空気が入るので上昇するのに何故海水温は下がる?

ググってみると地球の自転によるコリオリの力で表層の海流が岸から離れてそこに下の層の冷たい海水が入ってくるとかなんとか。

南風が強く吹き始めたのは割と最近なので急に水温が下がったのではないかと思われます。

そしてまたTさん曰く、変温生物への影響的には水温の1℃の変化は気温の10℃の変化量に匹敵するとのこと。
ホンマかいなと思ってググってみると確かにそのような事が書いてありました(リンクのページでは4,5℃と書いてありました)。

いずれにせよ低い方向に急に変化すると活性は下がるのでしょう。
まぁあの魚探反応でコマセ付サビキ投入しても口を使わないんだから確かに活性が低そう。

ちなみにこのページに魚種別の適水温の説明がありました。

これみると確かにメバルとかカサゴ以外はちょっと沈黙してしまいそうな水温でしたね。
あれシーバスは10℃~? まぁいいや。

あ、もしかして地震の影響とかあったりする?


そしてTさんに教えてもらった東京湾口の海水温分布のHP


これを見ると観音崎と富津でキュっと細くなっているところから北は11℃以下ラインでしたね。
三浦海岸のあたりは14℃くらいあるので東京湾から比べればだいぶ条件はよさそうですね。

今まで水温あまりケアしていなかったけれどこれだけ現実をつきつけられると意識が変わりますね。
今後水温マップとにらめっこする日も増えるでしょう。






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