さて、シリーズ3回目の今回はバッテリー組み込み以外の80%くらい出来上がりましたので備忘録としてまとめます。
興味のない方はスルーでお願いします~
今回はこれくらいまで進みました。
前回までの記録はこちら
その1:インバーター購入編
その2:BOXと部品購入編
まずはBOXの加工からスタートします。
見た目が頑丈そうなアルミボックスですが穴を開けてみるとがっかりでした・・・
木工用のキリで地道に穴を開けましたがアルミの板は表面の0.3~0.5㎜くらいで残りは
おが屑みたいなものを圧縮して固めてあるようなボードでした。
おかげで木工用キリ一本で簡単に加工できてしまいます。
6面のパネルは貧弱ですがアルミのフレーム自体は頑丈そうですのでパネルさえ抜けなければOKです。
さすがに木工用キリ一本では手が痛くなってきましたので途中から電動ドリルで穴をあけ
丸穴、角穴を作っていきます。
ボルトメーター、アンペアメーターの丸穴とシガーソケット、ヘラーソケットの穴、スイッチの穴も簡単に開きます。
インバーターのスイッチをボックスの外から操作できるように側面に角穴を開けましたが
イマイチ仕上がりが雑で気に入りません・・・
インバーターを分解してみますとスイッチ部分がコネクタで接続されている事が分かります。
であればスイッチ部分だけ外に出したほうがかっこいいのでぶった切ります。
前回使わないと決めたフロントパネルについていたUSBの基板も調べてみると
ちゃんとDC-DCコンバータが実装されていて使えそうなのでこちらも流用することにします。
DC-DC基板と吸気口以外の部分は切り離します(これもキリを熱して)
リアパネルについていた12Vのシガーソケットも使えないので基板から切り離します。
こうしてインバータ本体からスイッチとUSB基板を取り外してサブアセンブリ化しておきます。
するとケースにこのように取り付けることができます。
内側からのぞかせるよりも製品完成度が上がって良いです。
USBの口もコンセント横に取り付けます。
これは吸気口も兼ねています、吸気口はケース下側にも丸穴で数個追加しています。
そしてシンプルになったインバーターをボックスにいれて保持できるように加工します。
スイッチのコネクタが入れやすいように樹脂のケースを切り取りました。
L字アングルを両面テープでインバータに貼り付けて底面にマジックテープを貼ります。
AC100Vの電線は長いものに交換し先端は棒状のコネクタをカシメます。
12Vのシガーソケットを取ったので穴を塞ぎます(空気の流れが変わってしまうので)
これでボックス内に入れる準備は整いました。
ボックスの下側にもマジックテープを貼りなるべく端によせてインバーターを固定します。
インバータのファンの排気を妨げないように大きな排気口も開けておきました。
そのうち網で塞ごうと思います。
ボックスにつけたスイッチとの接続はこんな感じです。
ACコンセントとも接続できています。
残りは配線のみです。
USBはインバーターと非連動で使えるようにします。
インバーターと連動すると無駄にインバーターの待機電力5Wを捨てることになりますので。
やっとここまできました。
地味に大変だったのはボックスの穴あけ作業です。
ドリルで簡単に穴が開きますがボードの粉塵が舞い上がり大変でした。
インバーターをそのままの形で使うつもりでしたが・・・
バラして使える部分を最適化して造れたのでそれが良かった点でしょう。
そろそろバッテリーを発注したいと思います。
以上備忘録として
USB基板の追記~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
USB基板には本体基板から3本ワイヤが接続されていました。
USB+は12V端子と同じ電位、USB- はGND、そしてKBはインバータのスイッチに連動して供給される12Vでした。
DC-DCコンバータICのイネーブル端子に接続されるものなのでUSB+とショートさせて問題ないと思われます。
その4完成編はこちら
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